年賀はがき交換の顛末
昨年12月下旬、身内に不幸がありすでに印刷済であと投函するだけとなっていた年賀状はお蔵入りとなった。
日本郵便のサイト
http://www.post.japanpost.jp/service/standard/kaki_sonji/
でこれを交換できることを知り、早速交換に出かけたのだが、これが簡単にはいかなかった。
1. U郵便局窓口にて。
私「身内に不幸があったので、交換してほしいんですけど」
担「未使用のものは普通のはがきに交換できます」
私「もう書いてしまったのは駄目なんですか」
担「はい」
私「では、この未使用分だけ交換してください」
自分の勘違いだったかと思い一旦は引き上げたが、帰ってサイトを読み直すとやはり無料交換できなければおかしい。
2. N郵便局併設ゆうゆう窓口にて。
担「もう印刷してあるものは手数料がかかります」
私「これは書き損じではなく身内の不幸によって使わなくなったものですが」
担「いえ、書き損じの扱いです」
埒が明かないので窓口横に置いてあった「内国郵便約款」のページを繰ると、無料交換について記載があったのでそれを担当者に示した。
担「何か喪中を証明できるものはお持ちですか」
私「どうやって証明するんですか」
担「何もないと喪中かどうか確認できないんですけど」
私「故人の戸籍謄本とか、そういうものが必要なんですか」
担「喪中はがきがあればそれを見せていただけませんか」
私「死んだのは年末なのに、そんなもの準備できるようなら年賀状作ったりしませんよ」
担「でも何かないと」
私「ここで1枚はがきを買って、あなたの目の前で寒中見舞いを書いて見せればそれでもいいんですか」
担「……」
私「結構です、また出直してきます」
3.N郵便局窓口にて。
こんどは上記サイト内容をプリントアウトして持参。
担「1枚手数料5円です」
私「いえ、『近親者の不幸による服喪の場合は無料で交換』と書いてありますから、上の人に確認してください」
担当者は奥へ下がり、しばらくして別の担当者と連れ立って戻ってきた。
担「たいへんお待たせしました、こちらに住所、お名前、亡くなられた方との続柄を書いていただけますか」
こうしてやっと無料交換してもらえた。
まあそんなに多くある請求ではないことは判らないでもないけれど、もう少し窓口担当者にも周知していてもらいたいものだ。
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