かっこわらいはカッコワルイ
文章に“(笑)”を使うのって、私はあんまり好きになれません。
たぶん“(笑)”はもともと、対談などを文章に起こす際に、話者が笑ったことを示すための記号だったと思います。
ところがこのごろは、他者の口述を筆記するのではなく、自分で「はい、ここで笑いますよ」って記号を入れて作文する使い方が溢れてます。
チャットのようなリアルタイムの会話で使われる文であればそうでもないのですが、はじめから「文章」として書いてるのに“(笑)”を多用したものは、私は読んでて気持ちいいことはありません。
“(爆笑)”“(爆)”なんてのを見ると、書きながら爆笑する筆者を想像してさむくなります。
そんな訳で、“(笑)”をさらに略したであろう“w”にもだいたい同じ感想を持ちます。
チャットしてるなら入力が楽な“w”の効果は理解できます。でも、あまりに“w”を多用した文は、馬鹿っぽく見えます。
“www”のようになると、相手を小馬鹿にしたような印象さえ与えて不快です。
■www=World Wide Webと答えるのはオヤジ?――アイシェア意識調査
http://www.rbbtoday.com/news/20080318/49609.html
この調査は、3月11日から13日の間で無料メール転送サービスの会員、20~30才代に限定してに行ったもので、有効回答数は472名、男女比率は53:47だった。掲示板やブログへのコメント参加経験は76.3%とおよそ8割が経験ありと答えた。
...
wwwの意味を問う質問では、全体ではURL表記の「World Wide Web」の略(URLについている記号)と答えた人が53%、大笑い、大爆笑と答えた人が47%となり、URL組が多かったものの、年代別にみると20代では大爆笑:61.2%、30代では同43.1%と完全に逆転した回答となった。
調査の集計や分析へ直接コメントするつもりはありません。
2008-03-19 10:18
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